Visa

台湾の留学ビザ(居留査証)

台湾の大学に学位取得目的で留学する場合、観光の免除入国ではなく、通常は居留査証(Resident Visa)を取得します。入学許可が出てから渡航までの手続きと、入国後 30 日以内に行う外僑居留証(ARC)の申請を、外交部領事事務局と内政部移民署の案内にもとづいて整理します。

留学は「居留査証」

日本国籍の方は短期の観光であればビザなしで台湾に入国できますが、学位取得を目的とした留学では、通常は居留査証(Resident Visa)を取得します。居留査証は入学許可書を得てから申請するため、出願 → 合格 → ビザ申請 → 渡航という順序になります。なお外交部領事事務局は、在外公館で「FS」表記の停留査証(Visitor Visa)を取得して入国した場合に、台湾で移民署へ同じ目的の居留を申請する経路も案内しています。

申請は台北駐日経済文化代表処などの窓口で行います。同代表処の案内では、ビザ申請は窓口での申請が必要で、郵送では受け付けられないとされています。

必要書類(大学への留学の場合)

台湾外交部領事事務局が案内している、大学に留学するための居留査証の必要書類です。

パスポート
残存有効期間が 6 か月以上あり、余白ページがあるもの。基本情報ページのコピーも提出します。
査証申請書
オンラインで入力し、バーコード付きで印刷したものに署名します。
写真 2 枚
2 インチ × 2 インチ、6 か月以内に撮影したカラー写真、背景は白。
大学の入学許可書
進学先の大学が発行したもの。
最終学歴の卒業証明書と成績証明書
台湾の在外公館による認証を受けたもの。
経済的支援の証明
留学中の費用をまかなえることを示す書類。
健康診断書
発行から 3 か月以内のもの。

外国語の書類は翻訳と認証が必要

日本語など中国語・英語以外で作成された書類は、中国語または英語の訳文を添え、台湾の在外公館の認証を受ける必要があります。卒業証明書や成績証明書の認証には日数がかかるため、入学許可が出たらすぐに着手するのが安全です。

審査の過程で面接や追加書類を求められる場合があることも、公式に明記されています。

入国後:外僑居留証(ARC)の申請

居留査証で台湾に入国したあとは、内政部移民署で外僑居留証(ARC/Alien Resident Certificate)を申請します。申請期限は入国の翌日から数えて 30 日以内で、移民署の送件須知では、期限までに申請しなかった場合は NT$2,000 以上 NT$10,000 以下の罰鍰(過料)の対象になるとされています。

ARC は台湾での在留を証明する身分証にあたり、国民健康保険への加入や銀行口座の開設など、生活の立ち上げに必要な手続きの前提になります。渡航直後の 1 か月は、履修登録と並行してこの手続きを進めることになります。

ARC の申請方法と必要書類(学位留学の場合)

大学に正規入学する外国人学生の初回申請は、移民署の「外國與外僑、大陸與港澳、無戶籍國民學生線上申辦系統」からオンラインで行います。書類はカラーで撮影・スキャンした画像(1 ファイル 512KB 以内、jpg・png・pdf など)をアップロードします。

パスポート
台湾に入国したときのもの。
写真
最近 2 年以内に撮影した 2 インチの上半身・脱帽・正面の写真(台湾の身分証と同じ規格)。余白を切り取り、顔が画像の約 3 分の 2 を占め、パスポートの写真と同一人物とわかるものをアップロードします。
居留査証、または就学目的の停留査証
停留査証で入国した場合は、3 か月以内の健康検査の合格証明も必要です。検査は衛生福利部が定める項目で受け、台湾国内では指定病院で、海外で受けた場合は台湾の在外公館の認証を受けたものを提出します。
入学許可書、または 1 か月以内の在学証明書
進学先の大学が発行したもの。
台湾での住所の証明
寮や賃貸住宅など、台湾で住む場所を示す書類。

ARC の手数料と処理日数

手数料は、居留の有効期間 1 年につき NT$1,000 です。停留査証で入国して申請する場合は NT$2,200 が加算されます。移民署の送件須知に記載された処理日数は 5 業務日です。

ARC の申請では、海外で作成した書類に中国語訳を付け、台湾の在外公館の認証を受ける必要があります。在外公館が原本だけを認証して訳文を認証しない場合は、訳文について台湾の裁判所または公証人の公証が別に必要です。日本で用意する書類は、居留査証の申請と同じタイミングで準備しておくと二度手間になりません。

手数料・所要日数について

査証の手数料と審査の所要日数は、申請する公館や申請区分によって扱いが異なり、変更されることもあります。金額と標準処理日数は、申請先の公館(日本の場合は台北駐日経済文化代表処)の最新の案内でご確認ください。当ページでは確認できた範囲の事実のみを記載しています。

台湾のトップ大学への挑戦を、Ollin と。

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